「仕事が苦痛なのに辞めさせてくれない」という理由から、「無断欠勤」をしてしまう方も少なくありません。しかし、無断欠勤は様々なデメリットがあります。トラブルなく退職するためにも、退職代行や退職サポートの利用をご検討ください。
無断欠勤で考えられるデメリット
まずは、無断欠勤することで発生するであろうデメリットについて解説します。
信用がなくなる
通常、休みが必要な時には事前に連絡し、責任者は代わりの人員を確保します。しかし無断欠勤の場合、休むことを事前に通知していないということなので、人員確保が後手に回り、出勤している従業員に大きな迷惑が掛かります。結果、「あの人は信用できない」と思われてしまうのです。
職場に居づらくなる
前述の通り無断欠勤は信用にかかわることであり、一度であればまだしも何度も続けば職場内でも噂になることでしょう。よほど神経が図太い人でなければ、居づらいと感じるはずです。
評価が下がる
無断欠勤は、上司にとってはあってはならないことであり、評価を大きく下げる要因となります。そこに明確な理由がある(著しく体調を崩していた、連絡手段がなかったなど)場合であれば温情もあるでしょうが、勝手な理由(明確な無断欠勤の理由がない)のであれば上司としても評価を下げざるを得ないでしょう。
損害賠償の可能性がある
これはあくまでも可能性の話ではあるのですが、無断欠勤したことで業務に大きな問題が生じ、多額の損害が発生すれば損害賠償を請求される可能性が考えられます。
減給の可能性がある
これもあくまでも可能性の話ではありますが、無断欠勤は減給の理由として相当するものです。言及されても文句が言えないような迷惑をかけているわけですから、法律に定められている範囲であれば従わざるを得ないでしょう。
そのほかにも「出世に関わる」など、仕事・職場に関係する事柄において様々なデメリットが生じることになります。急な要件があるなど理由があるとしても、可能な限り早めに上司に連絡することを心がけてください。
無断欠勤が続くとどうなる?
無断欠勤が続くようなことがあれば、上記に挙げた以上のデメリットが生じることになります。
懲戒解雇のリスクがある
一般的な会社の場合、就業規則において「2週間以上の無断欠勤が続くと懲戒解雇になる」と規定されていることが多いです。懲戒解雇は厳しい処分であり、まっとうに仕事をしたいのであれば絶対に避けるべきことです。
しかし、人によっては「仕事を辞めたい」「クビになっても構わない」と考えている人もいることでしょう。そうであれば、むしろ解雇されることはデメリットではなくメリットになる可能性も十分に考えられるのですが、実はその場合でもデメリットが生じる可能性があるのです。
退職金が支払われない可能性がある
懲戒解雇は退職金の支払いの対象外になることが多いです。就業規則において、懲戒解雇の場合における退職金の扱いが定められており、一部または全部が支給されないことになるでしょう。
懲戒解雇は転職にも影響する
「懲戒解雇された」ということは「懲戒事由があった」ということであり、転職先にとっては「問題のある人材ではないか?」と疑うことになります。履歴書に書かなくても「離職票」や「退職証明書」など、退職後に関係する書類に記載されている可能性があり、転職には不利に働くでしょう。
退職したい場合は退職届と有給休暇の活用がおすすめ
無断欠勤のデメリットを把握してはいても、出社・出勤すること自体がもはや精神的苦痛であると感じる人もいることでしょう。そうした事情がある場合は、「退職届の提出」+「有給休暇の活用」がおすすめの方法です。
原則として、退職届を提出してから2週間が経過すれば、退職することができます。もし、有給休暇が2週間以上残っているのであれば、それで退職届提出~退職に至るまでの時間稼ぎをすることができます。同時に、これは無断欠勤には該当しませんので、上記のペナルティ・デメリットが生じる心配もいりません。
「有給休暇の申請が通らなかった」「退職届が受理されなかった」という場合は、退職代行や退職サポートの業者を利用して退職するという選択肢もあります。
会社を休む方法はいくつかありますが、ルールやモラルを完璧に無視した悪質な上司・会社も少なくありません。そのような状況下にあると、スムーズに退職することも難しいと思います。そうした事情を抱えている方は、「ヤメル」ノミカタの無料相談をご利用ください。
お勤め先の環境や正社員・アルバイトなどの雇用形態を踏まえたうえで、ご要望にできる限り沿った退職方法をご提案いたします。退職代行業者によくあるオプション費用などの追加料金は一切発生いたしません。「離職票をもらいたい」「直接連絡しないでほしい」などのご要望も、退職届で会社にお伝えします。
退職サポートの無料相談はお電話・メールもしくはLINEでの無料相談も可能ですので、お一人で悩まずにまずはご相談ください。
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